2013年1月31日木曜日

朝日新聞「おやじのせなか」理想追い思想押しつけず(津田大介さん)

本日(2013.1.31)朝日新聞朝刊の週一回連載インタビュー「おやじのせなか」(大阪本社版では26面)に、ジャーナリストで「ウェブで政治を動かす!」(朝日新書)などの著者津田大介さんが登場しています。長く社青同、社会主義協会の専従役員を務め、現在は協会本部ボランティア専従である津田公男さんのご子息です。(紙面に名前は出てきませんが)
今日の時点では朝日新聞HPに転載されていないようですので、朝日新聞HPでは会員制ページ掲載ですので、要旨をまとめておきます。

・父は学生運動に傾倒し、一貫して社会主義という理想に身を捧げてきた人である。
・高沢寅男秘書をはじめ、旧社会党系団体職員をしていた。
・酒好きで、口癖は「俺は酒を飲むのが仕事」。休日になると労働組合関係者を家に呼び、楽しそうに飲んでいた。
・家ではよく遊んでくれた。夏休み・冬休みにはいろいろなところに連れて行ってくれた。楽しい思い出ばかりだ。
・共働きで母が病気がちだったこともあり、率先して家事をしていた。
・父は自分の思想を僕に押しつけることなく、自由に育ててくれた。
・社会問題に興味を持ち始めた一〇代の頃、よく父と話をした。ソ連崩壊の時「結局社会主義ってだめだったじゃん」と言うと、「社会主義の思想自体が間違っていたわけじゃない。運用の仕方だ」と、意外に淡々としていた。
・社会党衰退後、父はどんなにつらかったろうと思うが、「何事もなるようにしかならない」と受け入れていた。達観しつつ楽天的。自分の性格も父に似ている。
・父は僕の仕事については何も言わないが、母によると僕の活動を喜んでいるようだ。

なかなかいいインタビューだと思いました。関心のある方は直接記事にあたってください。津田大介さんに興味のある方は、ウィキペディアの津田さんの項目をみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E7%94%B0%E5%A4%A7%E4%BB%8B

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